簡単にできる焼酎の基本的な飲み方5選

目次

焼酎の基本的な飲み方

一つの焼酎でも、飲み方一つ変えれば味や口当たりが別物の焼酎のように変化します。今回は焼酎の飲み方として、これだけは知っておくべきである基本的な飲み方をご紹介いたします。

1.水割り・お茶割り

たっぷりの氷が入ったグラスに焼酎をそそぎ、水やお茶をゆっくり加えていく「水割り・お茶割り」が、焼酎の基本的な飲み方として有名です。グラスに氷を入れないのでしたら、水をそそいだ時に自然と水と焼酎が混ざりあうので、マドラーで混ぜる必要はありません。

使う水は、水道水ではなくミネラルウォーターが良いでしょう。ミネラルウォーターの中でも特に軟水がおすすめです。国内のミネラルウォーターはほとんど軟水であるため、コンビニでも購入できます。

お茶ならば、ウーロン茶などよりも緑茶を使う方が多いです。ウーロン茶は味の区別があるお茶であるため、使われる際は「ウーロン茶割り」と言うようにお茶割りと別にされます。

水と焼酎の比率などに決まりはありませんので、自分で飲みながら調節し、飲みやすいバランスを見つけてください。スタンダードは割り方としては、焼酎6:水4で割った飲み方が有名です。

2.オン・ザ・ロック

水割りやお茶割りの次に有名な飲み方が「ロック」です。ロックグラスに一つ大きい氷を入れて、あとは焼酎だけそそぐ飲み方です。焼酎が持っている本来の香りや風味を味わえる飲み方であり、飲み始めは焼酎そのものの味が強く出ますが、氷が溶けていくうちに濃い目の水割りのような口当たりを楽しめます。

ロックの美味しい飲み方のポイントとしては「ロックグラスをあらかじめ冷やしておく・市販のおいしい氷を使う・焼酎をそそぐときは優しく氷に当てながら」とこの3点を気を付ければ、本格的なロックを飲めるでしょう。

3.お湯割り

冬の寒い夜に大人気のお湯割りは、水割りの水がお湯になっただけと思われがちですが、実は割り方も変わるので注意してください。お湯割りは、先にグラスにお湯を注いでから焼酎をそそぎます。これは、先にお湯を注いでからぬるい焼酎をそそぐことで、熱すぎずすぐに飲めるお湯割りが作れるためです。

お湯割りの基本的な飲み方として、まず湯気の香りから楽しみましょう。使うお湯は熱湯ではなく、70度程度のお湯が丁度良い熱さです。グラスは耐熱容器であるかしっかり確認してから使いましょう。

4.ストレート

ご存知の方も多いと思いますが、ストレートは氷などを使わずに焼酎そのものの味のみを楽しむ飲み方です。焼酎は様々な原料で全国各地で作られているお酒であるため、その種類も莫大な数があります。ストレートは、焼酎の作られた風景や風土など、焼酎の個性を素直に受け止められる飲み方です。焼酎本来の味を楽しみたいのならば、まずストレートで飲んでみることをおすすめします。

5.前割り

ストレートやロック、水割りに比べて通な飲み方である前割りは、焼酎をあらかじめ水で割っておき、1番寝かせる飲み方です。事前に水で割っておくため前割りと呼ばれます。前割りすることによって焼酎と水が馴染み、まるで二つが最初から一つだったかのようにまろやかな口当たりとなります。寝かせるときは冷蔵庫に入れて一晩置きましょう。冷えた状態でそのまま飲んでも良いですし、寒い日は温めて飲んでも美味しい飲み方です。

好みの飲み方を見つけることが大事

今回は基本的な飲み方のみを紹介しましたが、焼酎の飲み方は人によってそれぞれで飲み方一つで個性が見えるものです。まずは基本的な飲み方で飲んでみて、自分が本当に美味しいと思える飲み方を見つけることが、お酒を楽しむコツです。