乙類焼酎である、いわゆる本格焼酎はダイエット向きのアルコールであるといわれています。
しかし、アルコールとしてのカロリーは高いものであるともいわれるのです。
実際には、どちらが正解なのでしょうか。ダイエットに最適であるのかどうかも紹介します。
そもそもカロリーとは?
カロリーとは、たんぱく質、脂質、炭水化物の三大栄養素から成るものです。
この3つの栄養素合計が、食品のカロリーであるとされています。
炭水化物とたんぱく質は1gあたりおよそ4kcal、脂質は1gあたりおよそ9kcalとして計算をします。
パンなどは、量が少ないのにも関わらずカロリーが高いことが特徴ですね。
これは、バターなど1gあたりのカロリーが高い食品である脂質が多く含まれるためなのです。
1日の理想摂取カロリーは、活動量や体型によっても異なります。
しかし、年齢別にある程度の目安を知ることが出来るのです。
18~29歳の女性であれば、1,750kcalが低く、2,050 kcalが一般的、2,350 kcalが少々高いカロリー摂取量となります。
2,350 kcalを毎日摂取してしまうと、体脂肪の増加に繋がる可能性があるのです。
焼酎はカロリーオフ?
焼酎の場合、カロリーはどれ程含まれることになるのでしょうか。
本格焼酎にも当然、カロリーはあります。
他のアルコールと比較すると格段に低いという訳ではなく、100mlあたりで見てみるとカロリー自体はビールや日本酒のほうが少ないのです。
しかし、カロリーオフではないからといって焼酎は太るということではありません。
お酒のカロリーについてはアルコールの量、つまりアルコール度数によって異なるのです。
本格焼酎をストレートで、さらにビールなどと同量飲むという方はほとんど居ないはず。
基本的には水やお湯で割り、ロックであってもビールよりは飲む量が少なくなります。
そのため、アルコール類のカロリー自体は結果としてほとんど変わらないといえるでしょう。
焼酎は嬉しい糖質ゼロ
なぜカロリーオフではない焼酎がダイエットに最適であるといわれるのでしょうか。
焼酎は蒸留酒呼ばれ、糖質は蒸留する気体で取り出されることはありません。
そのため、焼酎は糖質ゼロなのです。
原材料に関わらず、蒸留酒であればすべて同様に糖質はゼロです。
黒糖焼酎など、甘さが強い焼酎であっても糖質はゼロなのです。
ダイエット中でも飲みやすいお酒であるといえるでしょう。
カロリーの摂取には注意点も
理想的なカロリーのバランスは「3:4:3」であるとされています。
朝ごはんを食べすぎてしまうと、昼ごはんの時間には空腹を感じなくなります。
結果として昼ごはんの摂取カロリーが少なくなり、晩ごはんの前に集中力が切れてしまう事に繋がるのです。
昼ごはんのカロリーが高い理由は、晩ごはんまで間食をしなくなる・晩ごはんを理想的なカロリーに抑えるという環境を作り、余計なカロリー摂取や健康的な身体を作る事に繋げるためなのです
基本的には、3食のカロリー配分は均等になっていることが理想的です。
1日のカロリー合計は問題がない場合であっても、晩ごはんに3分の2以上のカロリーを摂取するなど偏りがある事は望ましくありません。
脂肪の増加や、急激に血糖値が上がるなど、体型だけではなく体内の健康にも影響を与えてしまうのです。
可能な限り、均等になる様にバランス見て晩酌を楽しみしょう。