折角お酒を飲むのであれば、カロリーも低くダイエット中でも楽しめるお酒が良いという方も多いのではないでしょうか。
この様に都合のいいお酒はないのではと考えてしまいます。
しかし、そうとも言いきれず、この様な場合には芋焼酎がおすすめです。
芋焼酎は美味しいだけではなく、ダイエット中の方にも嬉しい効果が沢山あります。
なぜダイエット中でも飲みやすいのか、焼酎のカロリーや成分について紹介します。
芋焼酎は太りにくい?
そもそも芋焼酎は、サツマイモや米麹、水を原料にして作られるお酒です。
生産地は主に鹿児島県や宮崎県など九州地方になります。
原材料であるサツマイモの風味や旨味を活かした濃い味わいと、サツマイモの甘いみと濃厚な口当たりなど独特の香りが特徴の焼酎です。
芋焼酎のカロリーは100gあたりおよそ140kcal。
他のお酒ではビールが40 kcal、ワインはおよそ70 kcal、日本酒はおよそ100 kcalです。
カロリーの数字だけで見ると、芋焼酎が格段に低カロリーであるとは言えません。
反対に、数字だけでは最も高カロリーですね。
しかし、何故ダイエット中に飲むことがおすすめのお酒であるといわれているのでしょうか。
それは、蒸留処理によって原材料に含まれる糖質が取り除かれるためなのです。
糖質ゼロであるため、脂肪となりにくくダイエット中に最適であるといわれています。
蒸留処理が同じ米や麦なども同様に糖質ゼロです。
甲類焼酎よりも乙類焼酎が良い
芋焼酎や米焼酎、麦焼酎などは乙類焼酎です。
甲類焼酎は連続蒸留処理を行うため、アルコールの純度が高くカロリーも多少高いものになります。
乙類焼酎であれば100gおよそ140kcalですが、甲類焼酎は100gでおよそ200 kcal。
多少の差になりますが、少しでもカロリーを抑えたい場合には乙類焼酎が良いでしょう。
さらに、乙類焼酎はストレートで飲むことに適しています。
これもダイエット中にカロリーを抑えるためには重要なポイント。
乙類焼酎は、一度だけ蒸留処理を行った焼酎であるため、原材料の香りや風味がそのまま活かされた種類の焼酎になります。
ストレートやロック、水割りやお湯割りなど、シンプルな飲み方が適しているのです。
甲類焼酎は、ジュースなどで割って飲むことが主流であるため、ジュースのカロリーを摂取する事になります。
そのため、割る飲み物も糖質控えめの飲み物を選ぶことが重要です。
飲み過ぎに注意しよう
カロリーの低い焼酎をロックやストレートで飲んでいればダイエットには効果的であるといえるでしょう。
しかし、飲みすぎてしまえば肝臓内の中性脂肪が増え、脂肪肝になる可能性もあります。
また、お酒が進むと同時におつまみの量も増えて行くものです。
カロリーは低くても、お酒の量は適量を守るようにしましょう。
水やお湯で割ることで、少しずつゆっくりと飲むことに繋がります。
特に芋焼酎はアルコール度数も高いため、割って飲むことが良いでしょう。
焼酎がダイエットに最適な理由
芋焼酎は、格段にカロリーが低いお酒という訳ではありません。
しかし、糖質が含まれていないことでダイエット中であっても安心して飲むことが出来るのです。
飲みすぎないよう調整し、適量を楽しむようにしましょう。