焼酎の酒類について、甲類と乙類の違いとは?

2種類の焼酎

焼酎には大きく分けて「甲類焼酎」と「乙類焼酎」の2種類があります。その他にも本格焼酎や混和焼酎などがありますが、今回は甲類焼酎と乙類焼酎の違いについて詳しくご紹介いたします。

甲類焼酎について

甲類焼酎で有名な銘柄は「鏡月」や「大五郎」「宝焼酎」などが挙げられます。いずれも大容量ペットボトルで売られている銘柄で、安くたっぷり飲めることで人気の焼酎です。
乙類焼酎との大きな違いは、甲類焼酎はアルコール度数が35度以下と決められており、原料がほとんどアルコールと水のみであることです。アルコールそのものの原料としては糖蜜などがありますが、基本的に甲類焼酎はアルコールを水で薄めて作っています。そのため味にはほとんどクセがなく、ロックやストレートのようにそのままの味を楽しむ飲み方には適していません。お茶割りやソーダ割りなどチューハイとしてよく飲まれます。チューハイの中ではレモンやゆずなど柑橘系の人気が高く、女性にもよく飲まれる割り方です。

乙類焼酎について

乙類焼酎で有名な銘柄は「黒霧島」や「二階堂」「魔王」などが挙げられます。コンビニで売っているものもあれば、プレミア焼酎と言われ少々お高い銘柄もあります。甲類焼酎よりも芋やコメなど使う材料が多く製造工程が複雑であるため、価格は甲類焼酎より高めではあります。乙類焼酎はアルコール度数45度以下でないといけないと酒税法で決められています。「本格焼酎」と言われているのもこの乙類焼酎です。
乙類焼酎はジュース割りには適しておらず、焼酎そのものの味を楽しむ水割りやお湯割り、ロックでの飲み方が推奨されます。乙類焼酎の中には芋焼酎・米焼酎・麦焼酎など様々な種類がありますが、中には「アロエ焼酎」や「トマト焼酎」など一見風変わりな商品もあり、ご当地焼酎などもありますので、出先で珍しい焼酎があれば是非挑戦してみてください。

混和焼酎とは

混和焼酎は、その名の通り乙類と甲類をブレンドした焼酎を指します。甲類の純粋さと乙類の風味や味わいを混ぜてお互いの良いところを混ぜ合わせた焼酎です。その中でも、甲類が半分の割合を占めている焼酎を「甲類乙類混和」、逆に乙類が半分の割合を占めている焼酎を「乙類甲類混和」と呼びます。見かけた際にはラベルをよく見て購入しましょう。勘違いで、乙類焼酎のつもりで買ってよく見たら混和焼酎だったという例もよくあります。

飲み方は種類で変える?

上記でもありましたが、乙類焼酎は水割りやロック、甲類焼酎はお茶割りやカクテルベースにする飲み方が多く取られています。ですが、最近は乙類焼酎でも、銘柄の個性を生かしたカクテルを作る飲み方が若い人たちの間で人気が出ています。銘柄ごとに合ったカクテルを使うのは難しいですが、観光地のスナックやバーでは、地酒ならぬ地焼酎を使ったカクテルを作ってくれる店もあります。

自分の好きな飲み方で楽しむ

焼酎は、他のお酒と比べて味の主張が弱いお酒であるため、そのまま飲むのは味気なく苦手と言う方も多いです。ですが、チューハイや焼酎を使ったカクテルは若い方にも人気がありよく飲まれる割り方です。焼酎の水割りが苦手だという方はお茶割りやジュース割りを試してみるなど、自分好みの焼酎の飲み方を探しましょう。