焼酎の度数は何度くらい?日本酒とどちらが高い?

日本酒と違って焼酎は基本的に割ってのむことが多いと思います。

その理由としては味わいやおいしさはもちろんの事、焼酎は日本酒に比べて度数が高いことがあげられます。焼酎と日本酒の度数の違いや、焼酎の度数にはどのような種類があるのかご紹介したいと思います。

焼酎と日本酒の度数の違い

一般的に日本酒は温度は色々変化させるものもありますが、基本的にはそのまま飲むことが多いです。度数は大体、15度~16度前後で酒税法では22度未満と規定されています。日本酒の度数が低い理由は日本酒を含む醸造酒は酵母によるアルコール発酵のみで生成されるため、酵母菌の活動がとまればアルコール発酵も止まる為それ以上アルコールが生成されなくなります。通常ですと20度前後のアルコール度数が限界となります。それに比べて焼酎は蒸留酒なので必然的にアルコール度数は高いものになります。50度前後の原酒をまずつくり、そこに加水をして度数を調整します。長期熟成するものなどは、そのままの味わいを残すために高い度数のまま貯蔵熟成をすることもありますが基本的には加水をして20度~25度くらいに仕上げるのが一般的です。ただ、泡盛に関しては30度が基本の度数になります。一説ですが、泡盛は沖縄で飲まれており、沖縄は気候上泡盛を水割りで飲むことが多く水で割っても数がしっかり残るように30度に設定されているという説があります。それでは同じ焼酎の銘柄でも20度と25度があるのはどうしてでしょうか。

焼酎の度数が20度と25度ある理由

有名なものでは、黒霧島が良く見かけることが多いと思いますが20度と25度の両方を作っています。大分県の麦焼酎や宮崎県の芋焼酎に良く見られる同一銘柄で20度と25度があるという現象ですが理由としては諸説あります。25度を割れば20度になるのでは?と思う方も多いと思いますが、実は酒税法が絡んでいるそうです。酒税は基本的にアルコール度数によって課税金額がかわります。アルコール度数が高いと課税金額も高くなる為、戦後まもなくは25度の度数の焼酎しかつくられていませんでした。そんな中、多くの密造焼酎がでまわりました。密造焼酎は質が悪く健康に害を及ぼす恐れのある危険なものでした。また、製造技術もそんなに高くない為、度数も安定せず、20度前のものが多かったそうです。その密造酒対策として酒税法が改正され、25度しか作られなかった焼酎が20度の製造も可能になりました。20度は25度より度数が低いため、税金も低くてすみ販売価格も抑えられました。このようなことから、20度の焼酎が作られるようになったといわれています。その他には、宮崎や大分では焼酎を「生(き)」で飲まれる方が多く25度だと少し飲みにくいため滑らかに飲むことができる20度が重宝されるという説もあります。

20度と25度の焼酎の味わいの違い

20度の焼酎は加水の割合が高いためのみやすく感じるという事ももちろんありますが、焼酎の成分と水の成分が融合し25度に比べると甘味を感じるといわれます。アルコールの強いアタックも少ないため初心者でも飲みやすいです。そのまま冷やして飲むという強者もいらっしゃいます。一方25度はしっかりした味わいとコク旨味を感じられます。お湯や水で割ったり焼酎の味わいをしっかり感じたい時はやはり25度の焼酎がおすすめです。

このように度数の違いに注目して焼酎を飲んでみるもの楽しいものです。20度の焼酎も探せば以外とたくさんあるので是非、色々調べてみると面白いと思います。