焼酎のお湯割りを美味しく作るためのコツ

芋焼酎発祥の地・鹿児島では、晩酌を方言で「ダレヤメ」といいます。鹿児島の方言で疲れはダレ、止めるはヤメになり、疲れを止めるという意味でダレヤメになるのです。1日の疲れを癒す為に、鹿児島の夜は焼酎でダレヤメをします。焼酎にはリラックス効果がありますから、他のお酒で晩酌をしている方も取り入れてみましょう。

本格焼酎は水かお湯で割る

甲類焼酎はハイボールやサワーにして飲みますが、乙類焼酎(本格焼酎)は水やお湯で割って飲むのが一般的になっています。夏は水割りやロックで、冬はお湯割りで飲むと美味しいのですが、中には夏でもお湯割りで飲む方もいます。本格焼酎は風味や香りを楽しみながら味わうお酒ですから、香りをより引き立たせるためにはお湯で割って飲むのが最適なのです。

美味しいお湯割りの作り方

焼酎を美味しく飲む為には、割り材である水にはこだわった方がいいでしょう。割り材は軟水のミネラルウォーターが最適です。やかんで沸かしてポットに入れておき、沸騰したお湯は使わないようにします。沸騰したお湯では焼酎本来の香りや風味が飛んでしまうので注意が必要です。ここが1番大切なポイントになりますが、グラスに注ぐ順番はお湯を先に注いでから、焼酎を注ぐことです。すると対流によって混ざるので、マドラーで混ぜる必要がなく、美味しいお湯割りの焼酎が出来上がります。

お湯と焼酎の割合はお好みで

焼酎の割り方の基本はロクヨンと言われる、焼酎6とお湯4の割合が美味しく飲めると言われています。しかし、アルコールに弱い方や、飲む人の好みで割合を変えても問題ありません。飲む人が美味しいと思える割合が大切です。自分の好きな割合にして味わいましょう。

お湯割りに最適なグラス

鹿児島では、酒屋で焼酎を購入した時などに目盛りが付いたグラスがもらえることがあります。この目盛りはお湯割りや水割りを作る時の割合を指していて、簡単にお湯割りを作れる優れものです。焼酎のお湯割りに最適なグラスは、小さめの物をおすすめします。大きいグラスで少しずつ飲むと、時間が経つにつれてお湯が冷めてしまうので、飲み切れるサイズが良いでしょう。また、薄いガラス製のグラスは熱くて持ちにくいことがありますから、熱くても持てる陶器なら問題ありません。

ウォーターサーバーがあると便利

自宅にウォーターサーバーを置いている世帯も増えつつありますが、焼酎を割る時にあると非常に便利です。使われる水は天然水からRO水まであり、焼酎を美味しく飲むのに適しています。冷たい水は水割りに、温かい水はお湯割りに最適な温度になっています。水道料以外にもボトル代が必要ですが、家族全員で美味しい水を使えるので検討してみるのも良いでしょう。

本格焼酎は体に良い

本格焼酎はプリン体、糖質がゼロのお酒です。血栓症の予防効果が高いことが知られています。お湯割りは体を温めてくれるので、血行促進や冷えを解消する効果もあります。健康に良いと言っても、飲み過ぎは体に有害ですから適量を心がけましょう。週に最低1日は休肝日を作ることをお勧めします。お湯割りで飲む時も、健康のためには焼酎の割合を少なめにすることをお勧めします。