焼酎に賞味期限が無いのは本当?焼酎の正しい保管方法

焼酎に賞味期限は無い

焼酎は基本的に賞味期限がありません。焼酎はアルコール度数が20~45%の商品が多いですが、アルコール含有率が10%以上である食品は、菌が繁殖できないためそもそも悪くなることがありません。そのため、正しい保管方法で保存していれば、ずっと前に買った焼酎も美味しく飲めるはずです。

焼酎に記載されている数字について

焼酎には日付が書かれていますが、あれは賞味期限ではなく製造年月日です。例えば、「14,1010」と記載がある焼酎は「2014年の10月10日に作られた(瓶詰された)製品」であることがわかります。

焼酎の中に変なものが浮いている場合

前に買って忘れていた焼酎を久しぶりに出したら、中に浮遊物があり腐っていると思い捨ててしまった方も、少なからずいると思います。買った当時は見られなかった焼酎の浮遊物は決して悪いものではありません。特に本格焼酎に見られる現象で、気温が低いところに長い間置いておくと材料のうまみ成分が固まり目でも見えるようになります。そのまま飲んでも味や風味の変化や健康上問題は一切ありませんので、捨てずに飲んでしまいましょう。

焼酎の正しい保管方法とは

焼酎は正しい方法で保管する限り10年前のものでも飲めると考えられています。その正しい保管方法とは、暗所冷所で日光が当たらない場所に置いておくだけです。但し、開封前のものに限られますのでご注意ください。

ここで注意するべき点は、長持ちするのはビン製品のみというところです。紙パックやペットボトルの焼酎は、たとえ中身が同じでも容器自体が劣化してしまうため、成分が焼酎に沁み込んだりする可能性もありますので、紙やペットボトル容器の製品は製造から1~2年程度を目安にみ飲みましょう。

開封済みの焼酎はどうすれば良いのか

実は開封済みであっても、基本的には開封前の保管方法と変わりません。ですが一度開けてしまうとアルコールが揮発し、しっかりふたを閉めないとどんどんアルコール分が無くなってしまいます。ビンのふたが沈めるような形の焼酎である場合は、ラップなどでふたを包み輪ゴムで留めるなど、出来るだけふたと外気の隙間を作らないように工夫してください。

焼酎の品質をチェックする方法

それでも10年過ぎた焼酎をいきなり飲むのは怖いと思います。そんな時は、一度焼酎の具合をチェックして安心してから飲んでください。まず透明なグラスに注ぎ、白っぽい沈殿物があるか確認してください。本格焼酎に見られるモヤッとした浮遊物はうまみ成分である脂肪酸によるものですが、下に溜まる白い沈殿物は成分そのものが沈んでいる状態です。こちらも飲んでも問題ない状態ですが、買った時と同じ風味とは言えません。

もう一つの確認方法は匂いです。意外と匂いの違いはわかりやすく、劣化した焼酎は独特の香りがするため嗅いだらすぐに悪くなっているとわかるでしょう。そのような状態のものはもう戻せませんので、諦めて捨てるしかありません。

焼酎を丁寧に扱い長持ちさせる

このように焼酎は暗くて涼しいところに保管することで、10年以上長持ちするお酒です。10年後に飲もうとはなかなか思えないかもしれませんが、もし焼酎の存在を忘れていて発掘した時は、そこの環境が保管に適していたか一度考えてから飲みましょう。