本格焼酎の種類はどれくらい?焼酎の特徴について解説

本格焼酎は主に九州地方各地で生産されています。本格焼酎の特徴は原料そのものの香りや風味を楽しめるところにあります。また、飲み方も色々あるので、それぞれの好みで味わうことも出来て、近年は女性にも飲まれています。

本格焼酎とは?

本格焼酎は原料と麹を発酵させて取り出したもろみを単式蒸留して造られます。焼酎は蒸留方法の違いによって、甲類焼酎と乙類焼酎とわかれますが、本格焼酎は乙類焼酎に分類されています。沖縄県特産の泡盛も本格焼酎の仲間になります。

使用する原料によって独特の味や香りがあるのが特徴で、原酒のアルコール度数は40度になります。市販されている焼酎はブレンドしたり加水して薄められており、アルコール度数は20度、25度で販売されています。

本格焼酎に使われる原料

焼酎造りに使用する原料には、サツマイモ、麦、米、そば、黒糖、胡麻、栗がありますが、珍しい原料としてはトウモロコシ、シソ、牛乳、かぼちゃ、ニンジン、昆布、わさび、トマト、山芋、ニンニク、パン、熊笹などまだまだたくさんの種類の原料があり、全国各地で生産されています。

主な本格焼酎の特徴について

ここからは、九州地方で生産されている芋焼酎、麦焼酎、米焼酎、黒糖焼酎、そば焼酎の特徴を詳しく解説していきます。

本格芋焼酎

サツマイモと麹を原料にしており、鹿児島県内各地に焼酎造りの蔵元があります。銘柄の数も豊富にあり、中には幻の焼酎として入手困難のものがあります。芋焼酎の最大の特徴は独特の強い香りで、その香りを苦手にする方もいるほどです。しかし、味は芋の甘みがあり、まろやかな味わいです。飲み方はロックかお湯割りがおすすめですが、水割りでも美味しく飲めます。

本格麦焼酎

大麦を原料にして造られる麦焼酎は、大分県が産地として有名ですが、九州各地で造られています。芋焼酎と違い、麹を使わなくても発酵することが出来ます。製法はウイスキーとほとんど同じですが、麦焼酎は樽で長期熟成せずに出荷されます。芋のように強い香りがなく、焼酎初心者には飲みやすくなっています。あっさりとして、麦の香ばしい香りが特徴です。

本格米焼酎

日本酒と同じように米を原料にしたお酒で、熊本県の人吉・球磨地方で生産されていることから、別名・球磨焼酎とも呼ばれています。山間のこの地では米作りが盛んで、水もキレイなことから、米焼酎造りには最適な場所です。米焼酎はフルーティーな香りがして、米の甘みが特徴的です。日本酒とは違った味わいを楽しめます。

本格黒糖焼酎

黒糖焼酎はサトウキビと麹が原料で、奄美地方の各離島で生産されています。サトウキビを絞った汁から作られる黒糖を使いますが、糖分は全く含まれていません。黒糖と米麹の芳醇な風味がありますが、辛口の焼酎です。ちなみに糖分を含む物を原料にする酒造りはこの地方のみ認められています。

本格蕎麦焼酎

蕎麦焼酎は1973年に宮崎県で初めて造られ、歴史の浅い焼酎です。宮崎県には蕎麦の産地があり、その地方にある蔵元が開発したのが蕎麦焼酎になります。蕎麦の実と米麹や麦麹を原料にしており、蕎麦独特の香りと軽快な飲み口が特徴です。水割りやお湯割りで飲みますが、蕎麦湯で割って飲むと、より深い香りを楽しめるのでおすすめです。