数ある焼酎の種類、明確な違いはどこ?

同じ焼酎でも違う部分

一口に焼酎と言ってもその中は何十種類にも分かれており、それぞれに明確な違いがあります。一見多すぎて分かりづらく見えますが、簡単な分類方法であり違いも明白ですので、是非覚えてください。

焼酎は代表的な蒸留酒

焼酎は、ブランデーやウォッカと同じく「蒸留酒」と呼ばれるお酒です。蒸留酒とは、アルコールを発酵させ蒸留し、残ったアルコールを水で薄めていく製法で作られてお酒を指します。甲類焼酎は連続式蒸留器を、乙類焼酎は単式蒸留器で作られています。

蒸留酒以外の有名な製法としては他に「醸造酒」があります。醸造酒は原料に糖分やでんぷんが含まれているお酒特有の製法で、酵母を加えて原料の糖を発酵させていきます。日本酒やビール、ワインなどが醸造酒に含まれます。参考までに、梅酒やリキュールなどは「混成酒」の部類に含まれます。

アルコール度数が違う

焼酎には一番大きく分けて「甲類焼酎」「乙類焼酎」の2種類があります。甲類は銘柄で言うと「大五郎・鏡月」のような透明で味にクセのない種類です。一方乙類焼酎は芋焼酎・米焼酎など所謂「本格焼酎」が当てはまります。

甲類焼酎はアルコール度数が35度以下のものと酒税法で定義づけられており、乙類焼酎はアルコール度数45度まで許されます。ですので、アルコール度数40の焼酎は、確実に乙類焼酎であると言えます。一般的には20~25度が乙類でも甲類でも一番飲まれている度数です。

使っている材料が違う

ここが焼酎の種類の違いを知るために一番大事なポイントです。甲類焼酎は極端に言えばアルコールを水で薄めた焼酎ですが、乙類焼酎はそれぞれの素材を生かした焼酎です。「芋焼酎・麦焼酎」など、使われている素材が商品名に入っているものは乙類焼酎であり、その食材が原料として使われています。焼酎の種類は、製法と度数、使用原料の3つのみで変わります。

甲類焼酎は銘柄それぞれ水についてこだわっていたり、乙類焼酎は素材そのものが異なるため、今でも焼酎は様々な銘柄が開発されます。その種類は5000を超えて、現在は数えきれないほどの種類となっています。

乙類焼酎の種類について

乙類焼酎は有名なもので「芋・米・麦・そば」の原料が使われています。中でも焼酎初心者におすすめの種類は麦焼酎です。麦焼酎は乙類焼酎の中でも味のクセが弱い方であり、スッキリとした味わいとほのかな香ばしさが特徴で、焼酎の臭みがほとんどありません。どんな飲み方でも美味しく飲める焼酎であるため、カクテルが好きな方でも美味しく飲めるでしょう。

逆に、焼酎独特の味を楽しみたい方は芋焼酎にチャレンジしてみてください。芋焼酎は香りが強く苦手な方も多い種類ですが、その反面惹かれる方も多い風味を持つ焼酎です。他の何とも変えられないような味ですので、一度小さいパックで試飲していただきたいです。

お気に入りの焼酎の種類を見つける

焼酎は度数や原料によって種類が変わりますが、最初は色々な銘柄を試してみてコレだと思ったものを探していただきたいです。同じ種類の焼酎でも銘柄が違えば使用原料が違うなど、銘柄それぞれのこだわりがあります。これから先長く楽しめる焼酎を見つけてください。