寒い季節は焼酎を熱燗で楽しむ。熱燗の作り方

焼酎は水割りやお湯割りで飲むイメージがありますが、熱燗でも美味しくいただけます。特に本格焼酎は温めることで香りが一層際立ちますから、晩酌で一日の疲れも癒されます。また、熱燗は寒い時期には体を温めてくれますから、作り方を覚えてお客さんに出すと喜ばれるでしょう。

独特の香りを持つ芋焼酎を熱燗で

熱燗で芋焼酎を飲む際には、「前割り」をしておくことをおすすめします。焼酎を飲む前日に焼酎と水を好みの割合で割って寝かせておきます。そうすることで、焼酎と水がしっかり馴染んで、まろやかになりなります。前割りした焼酎はペットボトルや焼酎サーバーで保管しておきます。熱燗で飲むには、「黒ぢょか」があると便利です。猪口とセットで格安で販売されています。お客さんをもてなす為に、薩摩焼の黒ぢょかがあると役立ちます。前割りした焼酎は黒ぢょかに入れて直火で温めてます。弱火で温めて、表面が温かくなったら出来上がりです。焼酎の熱燗は「ぬる燗」で美味しく飲めます。

米焼酎の熱燗はガラで

米焼酎は熊本県の人吉・球磨地方が有名な産地です。この地方で米焼酎を熱燗で飲む際に使われるのが、ガラと言われるとっくりです。作り方はガラに米焼酎を水で割らずにそのまま注ぎ、直火で温めるだけですが、アルコールに弱い方は水で割っておくと飲みやすくなります。ストレートを熱燗にした米焼酎は、米の甘みとまろやかさがあって美味しく飲めます。温めすぎると焼酎の風味や香りが飛んでしまうので注意しましょう。

徳利で熱燗を作る

それぞれの焼酎には伝統的な酒器を使った飲み方がありますが、自宅に無ければ徳利を使っても問題ありません。徳利は湯煎する必要があるので、鍋にお湯を沸かし70度~80度くらいの温度にしておきます。前割りしておいた焼酎を徳利に注ぎ、徳利を2分ほどお湯に付ければ完成です。

電子レンジでの熱燗は避ける

食べ物を温めるのに便利な電子レンジですが、インターネットを見ているとお湯割りや熱燗を電子レンジで作る方法を推奨するサイトがあります。短時間で作れるので便利ではありますが、お酒本来の香りや風味が損なわれる可能性があります。電子レンジは電磁波の振動で物を温めるのですが、それがお酒の味を損なう原因になっているのです。

他にも均一に温めることが出来ない、すぐに冷めてしまうといったことがあるので、熱燗を美味しく飲むにはガスを使いましょう。

熱燗は猪口で飲む

熱燗でお酒を楽しむには酒器が必要です。徳利やお猪口は安く手に入れることが出来るので揃えておきたいです。ものにこだわりたいのなら有名な陶器で飲むのも良いでしょう。

ストレートで焼酎の香りを味わいたいのなら猪口で飲みます。じっくりと香りを感じて、焼酎の味を確かめながら少しずつ口にします。少しずつゆっくりと飲むことで飲み過ぎの予防になり、悪酔いすることがありません。

本格焼酎の仲間・泡盛を熱燗に

泡盛の本場・沖縄県では水割りで飲むのが基本的な飲み方ですが、泡盛を前割りしておいて熱燗にして出すお店もあるようです。泡盛はストレートのままですと、アルコールが飛んでしまったり、独特の香りが強いので前割りが必要になります。