割り方で味が変わる。焼酎を美味しく味わえる飲み方

日本の焼酎文化の発祥は南九州の鹿児島。その歴史は1550年代まで遡り、鹿児島県伊佐市の神社には、当時の宮大工が「焼酎を飲ませてもらえなかった」と不満そうな落書きが貴重な遺産として今も残されています。
焼酎には芋、米、麦、黒糖などさまざまな種類がありますが、種類だけでなく銘柄によって独特な香りや味があり、非常に個性の強い酒です。

焼酎の基本的な飲み方

焼酎は銘柄によっては、割り方で大きく風味が変わるものがあります。ロックでは美味しく飲めても、お湯割りでは不味くなることもあります。どの方法が美味しく飲めるのか、飲み比べをしてみるのも良いでしょう。

ロック

ロックはグラスに氷を入れて、焼酎を注ぐだけの飲み方です。氷でグッと冷やされた焼酎はさらっとして、のどごしもよく美味しいです。意外と香りは強くなく、焼酎のそのままの味を楽しめる通の飲み方です。この中に柑橘系の果物を入れるとさらに爽やかで女性好みの味になります。

水割り

焼酎の基本的な飲み方である水割り。焼酎と水の最適な割り方は、焼酎のアルコール度数が25度の時に焼酎を6、水を4の割合が程よい濃さで飲みやすいです。5:5の割合はさらに濃厚な味になり、焼酎ならではの香りも楽しめます。水割りの焼酎を美味しく飲む為のポイントは、水よりも比重が軽いアルコールを先に入れると混ざりやすくなるので、グラスには先に焼酎を注ぎます。そして氷を2,3個入れて軽く混ぜると、焼酎と水が馴染んで美味しく仕上がるのです。

お湯割り

焼酎をお湯で割ると健康にも良く、二日酔いしにくい特徴があります。年配の方の中には季節に関係なくお湯割りしか飲まないという人もいるくらいです。お湯で割ることで、焼酎本来の香りを一層引き立たせる効果があります。この香りには気分を落ち着かせる効果もありますが、不快に感じ焼酎を苦手にする原因にも挙げられています。お湯の割り方は水割りと同じ割合で良いですが、注ぐ順番はお湯が先になります。

さらに焼酎を飲みやすくする前割り

前割りは、飲む前日に前もって焼酎と水を混ぜて馴染ませ、ペットボトルなどで保存し翌日以降に好みの割り方で飲む方法です。前割りしておくと飲み口がまろやかになるので美味しく飲めます。焼酎には個性があり、香りや味が口に合わない銘柄もあります。前割りしておくことでクセがなく、美味しい焼酎に変化させる効果があります。

飲み方のアレンジ

焼酎は水以外のもので割っても飲みやすく、美味しい飲み物に変化することがあります。ソーダ割りは焼酎を炭酸水で割ったものです。これにレモンなどのかんきつ類を入れると酎ハイ、焼酎ハイボールとして飲めます。炭酸水の代わりにサイダーやコーラで飲む人もいますが、焼酎本来の香りや味を楽しめなくなります。お茶割りは、緑茶、ウーロン茶で焼酎を割ったものです。カロリーも低く健康的なイメージから女性に好まれる飲みになります。焼酎をこの方法から飲めるようになったという女性が多いです。お茶を飲むように少しずつ飲めば悪酔いすることはありません。この2つの飲み方以外にも、牛乳割り、コーヒー割り、トマトジュース割りなどユニークなアレンジの組み合わせもあります。