お酒の中でも、アルコールに強い方が好むイメージのある焼酎。
その焼酎の中でも、特に芋焼酎はクセがあり初心者の方は飲みにくいと感じる種類ではないでしょうか。
しかし、近年は独特のクセが少ない芋焼酎も沢山発売されています。
これまで芋焼酎を好まなかった若い世代や、女性も飲む方が増えているのです。
焼酎初心者の方でも飲みやすい飲み方と、焼酎の銘柄を紹介します。
そもそも芋焼酎とは
焼酎は、ウイスキーなどと同様の「蒸留酒」です。
原材料は米や麦、サツマイモ、そば、黒糖など。
この内、サツマイモで造られる焼酎を芋焼酎と呼び、鹿児島県など九州地方で造られていることが有名です。
鹿児島県産の「薩摩焼酎」は非常に有名な焼酎。
基本的には米麹にサツマイモを加えて造られていましたが、サツマイモだけで造られた100%芋焼酎も人気となっています。
初心者向けの焼酎の飲み方
芋焼酎はお湯割りで飲むことが一般的です。
芋の香りと、その焼酎の個性を味わう事が出来る飲み方でもあります。
焼酎とお湯は7:3が一般的ですが、初心者の方は割合を反対にしたり、5:5で飲むことがおすすめです。
70度程度のお湯に焼酎を注ぐことで適温となります。
お湯割りの他に水割りも一般的。
水道水ではなく、軟水のミネラルウォーターで割りましょう。
お湯割りとは反対に、焼酎を入れてから水を入れます。
この様に入れることで、水と焼酎がしっかりと混ざり合うため、間違えないように注意が必要です。
また、ミネラルウオーターで作った氷を入れたオン・ザ・ロックもおすすめ。
初心者の方でも、少量ずつ飲むことで飲みやすいはずです。
焼酎本来の香りや味を楽しむためには、おすすめの飲み方でしょう。
ロックで飲む際には大きめの氷を使用することも忘れずに。
小さな氷は溶けやすく、すぐに水っぽくなってしまいます。
カクテルに似せる飲み方
芋焼酎は、様々な飲み物で割る事でカクテルの様に楽しむこともおすすめです。
芋焼酎独特の香りに慣れるまでは、お茶割りなどが良いでしょう。
お茶の苦味が臭みを取り除いてくれます。
緑茶や烏龍茶などがおすすめです。
ソーダで割ると、爽快感が芋焼酎の重みを消してくれるため飲みやすくなるでしょう。
ソーダ割りに梅干しや果汁を加えるのもおすすめ。
基本的にどの様な飲み物とも合わせやすいため、色々と試してみてくださいね。
初心者におすすめの芋焼酎
焼酎の中でも、芋焼酎は焼酎の中でもクセが強いため、好みが分かれる焼酎でもあります。
そこで、焼酎初心者の方におすすめのクセが少なく、飲みやすい芋焼酎を紹介します。
まずは「きろく」芋とアルコールのにおいが少なく、甘さがありすっきりとしている点が魅力です。
「三岳」は、自然の名水で造られたこだわりの芋焼酎。ほのかに芋の香りがあり、飲みやすい芋焼酎になっています。
芋焼酎には非常に多くの種類があり、飲みやすく軽いものから飲み始めてみると良いでしょう。
他にも、重みのある芋の香りを存分に楽しむためのものまであるのです。
沢山の種類を飲み比べて、好みに合うものを見つけてみてくださいね。
芋焼酎に慣れてきたら、飲み方もシンプルにして香りを楽しむことがおすすめです。